こんにちは、ソプラノ歌手のミミです。
私は四年制音楽大学の声楽科を卒業してから、自分で企画主催してコンサートを活動をするという音楽活動を続けています。その活動をする中で、フリーランスでの音楽のお仕事を頂いたりもしています。
今日は、衣装について持論を述べさせていただきたいと思います。
まず私が思うのは、クラシック音楽家はもっと衣装に気を使った方がいいし、だけど、場違いなドレスで出演するのはダサいぞ、という事を思います。
- 開催場所
- 楽器編成
- 時節
- 自分の立ち位置(舞台での場所という意味ではなく、立場ですね)
こういう内容によって衣装を考えて自らを演出するということが必要です。
よくある、結婚式のお色直しで着られているような、
パニエ (↓このドレスのスカートの下に入れてゴージャスに見せるやつ)
このパニエがしっかり入っていて、お姫様みたいな女の子の憧れ的なドレス、たしかに夢があって、着ると夢見心地で晴れ晴れしいですよね!
しかし残念ながら、この姿を見て喜んでいるのって、自分の親しい人たちだけではないでしょうか、、、
一般のお客様、クラシックになじみのない方は“こういうもんだよねクラシック”と受け入れてくれるならよいのですが、私はそれだけではないと思うのです。
1000人くらい入る規模のホールなど大きい場で演奏する時には見栄えがして良いと思うのですが、
一人で演奏活動をスタートしたかたでしたら、きっと30~50人入るくらいの規模のサロンなどの会場でパフォーマンスすることが多いと思うのです。
そうすると、その様な会場で、上記のような結婚式みたいなドレスを着てしまうと、、、正直、
圧が強いんじゃ!
ではないでしょうか。
でも、確かに素敵なんですよ。でも、観客の立場に立ったら、すっきりしたラインの少し控えめなくらいのドレスの方が上品で、音楽にも心地よく集中して聞いてもらえるのではないかと思います。
如何でしょうか?
本日は、私が演奏会ドレスについて思っていることを少し書かせて頂きました。
それでは、また♪