こんにちは、ミミです。
私は大学から突然に音楽大学に進学しました。(普通あんまりないパターンだと思いますが汗)なので、クラシック音楽知識ほぼ0の状態で、周りのみんなが知っている事を私は知らない事が多いので、知ったかぶりをしながら(笑)、知らない言葉は後で調べて覚えたりしてました。でも、知識0の自分では、書いてあることの意味も読み解くのに時間がかかりました。その経験から、みなさまにもっと分かりやすいクラシック音楽についての解説をしています。
今回は、用語解説
【協奏曲】
というものについてです。
ウィキペディアさんで見ると
“一つまたは複数の独奏楽器と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲を指す”
と書いてありますが、なんだか分かりにくいですね・・・
では、分かりやすく解説します♪
【みんな大好きラフマニノフ?!ラフマニノフは、ロシアの作曲家です。フィギュアスケートの音楽でもよく耳にしますね】
【音楽用語】協奏曲とは?
ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、ホルン協奏曲etc
こんなタイトルは聞いたことありませんか?頭に楽器の名前がついていますね。どういうことかと言うと、
オーケストラの演奏と、ソロのヴァイオリンを弾く人が居る
オーケストラの演奏と、ソロのピアノを弾く人が居る
オーケストラの伴奏と、ソロのホルンを吹く人が居る
という、演奏作品の種類の事です。
上記のウィキペディアさんの言うところの、
“一つまたは複数の独奏楽器と管弦楽によって演奏される”
という部分ですね。
管弦楽 = オーケストラ演奏
独奏楽器 = ソロ演奏の楽器
という意味です。
“一つ、または複数の” とあるのあは、ソロだけではなく、複数のソロ演奏者を要する曲もあるよ、ということですが、そんなに沢山ないので、基本的には
協奏曲とは、オーケストラとソロ楽器の曲
と思って良いと思います。
それから、もうひとつ大切なこと、
協奏曲は コンチェルト とも言います。
ヴァイオリンコンチェルト、ピアノコンチェルト、、、
私は、協奏曲と呼ばれているものが、コンチェルトと言われているものが同じだと気づくのに時間がかかりましたよ。。。音楽用語の解説って、素人には分かりにくいというか、分からないから調べてる人には不親切な書き方だなぁって思います。
【ベートーベンの作曲したピアノ協奏曲、第1~5番まで全て収録されています。お得CDだと思います】
【こちらは、ベートーベンのピアノ協奏曲第4・5番のCDです】
【有名な曲】協奏曲7選
最後に、有名な協奏曲(コンチェルト)をいくつかご紹介したいと思います。
【有名なピアノ協奏曲】
- ベートーベン 第5番
- チャイコフスキー 第1番
- ラフマニノフ 第2番
【有名なヴァイオリン協奏曲】
- ベートーベン 作品61
- ブラームス 作品77
- メンデルスゾーン 作品64
- チャイコフスキー 作品35
【その他の楽器による協奏曲】
まとめてごめんね、って感じですが、ホルン、オーボエ、ファゴットなんかもありますね。どれも、モーツァルト作品を最初は聞いてみることがおすすめです♪
【チャイコフスキー、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲です】
以上、有名な作品を挙げましたが、後世の人が勝手にランキングをつけたり、選んでいるだけであって、人気順位にはいっていないから、有名なリストに入っていないから、その作品は格下なのか、優れていないのか、よくないのか、ということではないと思います。
隠れた名曲は沢山あります。でも、クラシックを聴いてみたいな♪と思い始めた方に、とりあえず、有名どころをご紹介させていただきました。
1つの作品を聞くのに40分前後かかると思いますので、まぁ、気ままに、BGMとして流してみたり、ちょっと再生して求めてる感じじゃなかったら違うのを次々聞いたり、お気に入りが見つかったらCDを買って何回も聴いたり、自分の好きな協奏曲(コンチェルト)を探してみるのも楽しいと思います。
有名な作品の中には、CMやTVなどで耳にしたことのあるメロディーもあるかもしれません。この曲は、このコンチェルトだったのか!という発見も楽しいと思いますよ^^
クラシック音楽の楽しみ方は無限大です。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。
今日は協奏曲(コンチェルト)についてでした。
それでは、また~