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オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】第一幕①

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こんにちは、ソプラノ歌手のミミです!

モーツァルト作曲のオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』の第一幕の解説をはじめますよ!

とっても簡単なあらすじと、登場人物をまだご覧でない方は こちらの記事をどうぞ→ オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】登場人物とあらすじ

  

オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】第一幕①

シーン1 カフェにて

(Fe)フェッランドと(G)グリエルモが、男同士でお喋りをしています。話の内容は、いかに自分たちのフィアンセが素晴らしいかということ。そこへ、老哲学者のドン・アルフォンソがやってきて、女性たちを信じている若者たちをからかいます。

ドン・アルフォンソ「女性の貞節というのは、不死鳥よろしく、みんなが仄めかすが、どこにあるかは誰も知らない」なんという事を言います。それでも譲らない2人に対し、それでは彼女たちが誠実かどうかを賭けましょう!ということになります。

自分の恋人を信じて疑わないフェッランドとグリエルモは、自分たちの勝利を確信し、ドン・アルフォンソの賭けの誘いにのります!

  

シーン2~ (Fi)フィオルディリージ&(D)ドラベッラの邸宅

姉妹二人は、自分たちの恋人がいかに素敵かを自慢し合い、心をうっとりとさせて、おうちですごしています。

「もし私の心が他の人に変わるような事があったら、愛の神は苦しみを与えてもいいわ」

と、変わらない愛の喜びを高らかに歌い、恋人たちがやってくるのを待っています。

   

そこへ、いつもはフェッランドとグリエルモと一緒に居るドン・アルフォンソが一人でやってきました。目には涙が浮かんでいます!(F)&(D)は驚き、自分たちの恋人に何かあったんのではないかと不安でいっぱいです。

(DA)の話によると、姉妹の恋人たちは王様の命令により、軍隊に召集され、今日すぐに戦地へと赴くことになったとのこと。戦地にいけば命の保証はありません。しかし、これは例の賭けをするための準備、まったくの嘘なのです!でも、素直な姉妹たちは心底悲しみにくれます。

  

別れの挨拶をしに、(Fe)&(G)がやってきて、互いに悲しみを歌います。姉妹二人は、泣きながら、「その短剣を野置いて行って、残酷な運命が訪れる事があったらそれで死ぬわ」「毎日手紙を書くと誓って!」となど伝えると、ラッパが鳴り、軍隊の歌が歌われながら二人は出発しました。

二人の乗った(ということになっている!)船を見送り、ナポリの海の風を感じながら(Fi)&(D)と(DA)は三重唱で美しく歌います。

「風はやさしく、海は穏やか、自然の全てが私たちの願いをききいれてくれているようだ」  

  

シーン7

ドン・アルフォンソひとり。「さぁ急いで行かねば!大金を賭けるなんて、女心を信じるというのは網の中にそよ風を捕えようとするに等しい。」

女心を信じるなんて不可能、無駄なこと、つぶやき、出港ししたふりをした男性たちの所へと向かいます。姉妹たちの誠実さを試すための作戦をこれから決行するのです。

  

シーン8

女中のデスピーナは、朝食の準備をしています。当時貴重なチョコレートをかき混ぜて、ココアを作っています。自分は女中で、お嬢様型は良いご身分、自分に与えられているのはチョコレートの香りだけ!くやしいから、味見しちゃえ!なんてことをやっていますと、主人のフィオルディリージとドラベッラがやってきました。

朝食をすすめると、せっかく作ったチョコレートを床に投げつけるからビックリです!

いったいどうしたのかと聞くと、恋人たちが戦地に行ってしまい、心は死んだも同然だと主張する姉妹に、デスピーナは笑います。他に沢山男性は居るし、恋人が戦地でやっているように、お嬢様方も他の男性とエンジョイして方がいいですよ!と。その言葉に対して姉妹は、自分や自分の恋人の純粋さを侮辱され憤慨します。

そして、デスピーナは次にアリアを歌います。

「男ども、ましてや兵士は」:男たちは女を慰みにしか思っていない、気ままなそよ風の方がまだ堅い。偽りの言葉や嘘の愛撫が彼らの勲章、いずれは愛を拒絶する。だから女性たちは同じ方法をとりましょう。恋をするのです!

  

シーン10

デスピーナの部屋にドン・アルフォンソが訪ねてきました。

デスピーナの主人である(Fi)&(Do)を慰める為に2人の男を紹介するから、上手くいくように協力してくれたらチップをやろう、という話にすぐに(De)は乗ります。

しかしその男はお嬢様が惚れる様な“イイ男”なのかと(De)が聞くと船で戦地に行ったと見せかけたフェッランド&グリエルモが変装した姿で登場します。

男たちを見て、「こんなひげ面で、変な格好、ルーマニア人かトルコ人か何か・・・」と呆れてしまいます。(De)の反応から(DA)(Fe)(Gu)の3人は、自分たちの変装がバレていない事を確認し、作戦の準備が完了でです。

  

そこへ、お嬢様たちがデスピーナを探す声が聞こえてきました。(DA)は隠れます。見知らぬ男2人が自分の屋敷に居るのを見て驚き、怒ります。

騒ぎに気付いて駆けつけた(と、見せかけた)ドン・アルフォンソは、この男性二人は私の昔からの親友だと言い、(Fi)と(Do)の怒りを鎮めます。

(Fi)が「それで、この人たちは何をしているの?!」と聞くと、2人の男は「愛に導かれたきたのです」と、姉妹たちに言い寄ります。

恋人は戦地に行ってしまった当日に、知らない男は勝手に家に入ってくるし、言い寄ってくるし、フィオルディリージの怒りは絶頂に達し、アリアが歌われます。

「岩のように動かず」:出て行って、愛を馬鹿にしないでちょうだい!嵐に立ち向かい、岩のようにこの心は動かないわよ。この愛をうちけすことができるのは、愛だけなのです。

  

アプローチを完全に拒絶され、(DA)は「少しくらい優しくしてやってくれ・・・」と、ちょっとタジタジになっている様子です。そこで、変装しているグリエルモがアリアを歌います。

「美しい瞳をもつ人よ、躊躇する事ありません。お二人を幸せにします。私の足を、瞳をよく見てください。鼻に触れ、吟味してください。それにこの髭は愛の翼です」

姉妹たちは怒って出て行ってしまいます。

  

(つづく)

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