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オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】登場人物とあらすじ

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こんにちは、ミミです!

モーツァルトという有名な作曲家のオペラで、誰もが『魔笛』という題名くらいは聞いたことがあるかもしれませんが、今回解説を始める『コジ・ファン・トゥッテ』は、名前も存在も知らない方も多いのではないでしょうか。

『コジ・ファン・トゥッテ』というのは“女はみんなこの様なもの”という意味です。どんなようなものだというのでしょうか・・・

このオペラのざっくりした内容は、二組のカップルがいて、女の子たちは姉妹です。その姉妹が、彼に対して誠実であり続けられるかどうかを、あの手この手で誘惑して試す・・・という様なお話です。女子からしたら「なんて失礼きわまりない!」「女性を馬鹿にしているのかしら!」と思えるような内容で、私もあまり好きではなかった演目なのですが、

今は、モーツァルトの作った音楽、世界観なんかが感じられるようになって、とても好きになりました。

このページを訪れてくださったみなさまにも、『コジ・ファン・トゥッテ』というオペラを愛すべき一作品だと感じて頂けるよう、ナビゲートしていきたいと思って、これから書き進めようとおもっていますので、どうぞお楽しみに!!!

  

オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】登場人物

  

では、登場人物を見ていきましょう!

●フィオルディリージ ナポリに住む貴婦人

●ドラベッラ     ↑姉妹

●フェッランド    下士官、ドラベッラの恋人

●グリエルモ     下士官、フィオルディリージの恋人

●デスピーナ     フィオ&ドラの女中

●ドン・アルフォンソ 老齢の哲学者

  

フィオルディリージとドラベッラは貴族の若い娘さんです。そして、彼女たちの邸宅でこの物語は展開していきます。土地柄は海の近いナポリ、曲も詩の中でも、海の風を感じる部分がよく出てきますよ。

  

オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】あらすじ

  

老哲学者のドン・アルフォンソは「女性の貞節は幻のようなものだ」と、フェッランドとグリエルモに悟し、賭けを持ちかけます。

フェッランド&グリエルモが軍隊に召集されたことに去り、その間に、彼女たち誠実さを守り抜けるかを試すのです。恋人たちを信じている彼らは、自信満々に賭けにのります。

フィオルディリージとドラベッラは、ドン・アルフォンソから恋人たちが戦地に赴くことを知り、驚き、悲しみにくれます。フェッランド&グリエルモが旅立った(フリをした)後、彼女たちの元に、ドン・アルフォンソの友人だという異国の男ふたりが現れます。これは、フェッランドとグリエルモが変装しているのです。

その異国の男ふたりは、フィオルディリージとドラベッラに言い寄りますが、激しい拒絶に遭い、恋する故に死にたいと毒を飲みますが、死にかけている彼らを、女中のデスピーナが変装した医者の指示でフィオ&ドラも介助し、一命を取り遂げます。もちろんこれは、お芝居です。

命を救われて、更に異国の男たちは姉妹に言い寄ります・・・

さて、最初は大拒否していた姉妹ですが、心が揺れ動いてきます。ドラベッラはもうその気になっていますが、フィオルディリージは迷いつつもグリエルモへの愛を貫くために、自分も軍服を着て彼を追って戦地に向おうとすらします。でも、そこへフェッランド扮する異国の男にひきとめられ、とうとう頑なだったフィオルディリージも陥落します。

二組の新しいカップルが誕生し、結婚式を挙げようとしたたところで、港から大砲の音が聞こえて、フェッランドとグリエルモが戦地から帰還したと伝わってきたから、これは大変です!急いで異国の男たちを隠します。そして、急いで変装を解いたグリエルモとフェッランドが姉妹の前に現れます。

ドンアルフォンソがわざと結婚証明書を落とし、グリエルモとフェッランドは、自分たちの彼女を責め、彼女たちは、自分を殺してほしいと嘆きます。そこで種明かしがされ、2組のカップルは改めて結ばれます。

  

 【舞台となるナポリの風景ですよ♪そよかぜはは海から吹いてきているのかな~】

   

オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】

  

いかがでしたでしょうか。「コジ・ファン・トゥッテ」(Cosi fan tutte)は、モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』の中で、音楽教師のドン・バジリオが、スザンナが部屋にケルビーノを隠していたのが発覚した場面の三重唱のなかで歌っている言葉が元になっています。それを面白がった時の王様が、その言葉を題材にオペラを作りなさい、と言ってできたそうです。

  

お話は、正直言って、ツッコミ所満載な内容ではないかと思います。

私は最初は嫌悪感しかありませんでした。だって、女性が試されて、しかも拒否しているのに更に仕掛けられ、最後には責められて、ごめんね、とも言わないのですから!

しかしまぁ、可哀想なこの姉妹の事は客観的に見るとして、音楽は、貴族的な優雅さが終始漂い、美しいハーモニーが流れ、時にデスピーナの言葉やリズムがスパイシーに効いていて、素敵な音楽だと感じています。

これから詳しい解説を書いていきますが、内容より音楽を特に感じていただきたいオペラだと思います。

  

ということで、次回は、オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】第一幕を解説しますね。それでは、また!!!

  

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