私は野菜ソムリエの資格を持っています。
自然栽培というものに興味をもって、是非多くの人に知ってもらいたいと思い、それを説得力もって伝えるには野菜ソムリエと名乗れた方がいいなと思って。
資格を取った後は、座学だけではだめだろうと思って、数週間ではありますが長野県野辺山高原に夏の収穫アルバイトをさせてもらいました。
朝5時に起きて、6時から畑で仕事開始。レタスや白菜を収穫したり、苗を植えたり。慣れないうちは腰が本当に本当に!痛くて、農家のお父さんたちのパワーは神です。それを都会で何も考えずに頂けていることに、もっと感謝しなくちゃ!と思います。
それから、SNS上で出会った栃木の農家さんの都内での産直販売のお手伝いも週1回ほどさせてもらい、野菜の見分け方や栽培、今の時代の農家のリアルな色々色々を話合いました。
そういう中で培ってきた私の野菜の見分け方は
いい八百屋を見つける事
です。これに尽きます。
いい八百屋を見つけると言っても、遠くまで捜しに行く必要はないのです。自分の行動範囲内で「お、ここはいいぞ!」というお店を見つけよう、というおススメです。
“野菜の見分け方”
というと、大体が、
例えばきゅうりなら、トゲトゲがしっかり尖っていて、ツヤが良いもの
トマトなら、へたが元気で萎れてないもの
とか言われますでしょ。
それを実践しようと思っていつものスーパーに行ってきゅうりの山、へたを下に置いてあるトマト達の中から神経衰弱をするように究極の一品を探そうとする
でも、たぶん、そこに並んでいるのは、同じ場所で同じ時間に獲れた野菜なので、レベルは同じ、鮮度も同じだと思うんですよね。。。
多少の差はあると思いますが。ほぼ同じです。
ですので、その場所の1番を選ぶより、どの店・どのスーパーがちゃんとした野菜を入荷しているのかを品定めをする事の方が意味があると思うんです。
私はとの10分くらいの商店街に八百屋さんがあります。スーパーで買うより安いですし、何より、野菜がぴちぴちしています。
ナスは皮が張り裂けんばかり、つやつやで、食べると薄くて柔らかい。へたは触ると痛いですよ。チクチク。
八百屋さんは野菜専門店ですから当然なのかもしれませんが、やはり、なんでも売ってるスーパーよりも経由地点も少ないでしょうから短い時間で消費者に届くのだと思います。
もちろんお店によるし、品物の産地によるので一概に決めつけられませんが、スーパーなんかだと収穫してから店頭に並ぶまで3日はかかるそうです。3日経っててもいいんですが、でもやっぱり鮮度がいい方がいいですよね。
それから、品物に対する愛情も違うと思うし。大切に売られているものを手に取りたいでしょ。梱包云々じゃなく。
ということで、今日は野菜の見分け方は、
まずは、良い野菜を置いているお店を見つける
を主眼にお買い物に出かけては如何でしょうか!というご提案でした。
新鮮な野菜や、珍しい野菜を扱う地域のスーパーなどを見つけるとワクワクしてしまいます!宝探しの様ですよ。