こんにちは、ミミです!
今日は、エリック・サティ作曲のピアノの曲、
『3つのジムノペディ』をご紹介します。
サティはフランス人の作曲家で、ジュ・トゥ・ヴ(あなたが大好き)という歌はシャンソンのジャンルでも歌われ、お耳にしたことのある方も多いのでは
と思います。
3曲のうち第1曲が一番聞かれています。
【サティのピアノ曲と歌の曲が収録された6枚組のアルバムは一生もの♪】
エリック・サティ【有名な曲】ジムノペディ
【参考動画:3つのジムノペディ】
シンプルで穏やかなメロディー
この“ジムノペティ”とは何を表現しているんでしょう。
古代ギリシャで「ギムノパイディア(ジムノペディア)」という祭典が行われていました。これは、アポロンの神々を讃え、裸体の若者たちが神々の前で踊り、合唱し、詩を朗読するという何日も続く儀式です。
そして、サティはこの祭典を描がいた“壺”にインスピレーションを受けて、この曲を作曲しました。
ここに直接載せられる壺の写真がないのですが、ルーヴル美術館のHPで、雰囲気を感じられますよ。ジムノペディを聞きながら、以下のリンク先を眺めるのも楽しいかもしれません♪
ルーヴル美術館のホームページへ → <古代ギリシャ・エトルリア・ローマ部門>
ギムノパイディアの祭典自体は大騒ぎで、死人も出たり、大変に激しいものだったそうですが、この曲はとても静かで、遥かなる古代から変わらず時がゆったりと流れていくような・・・そんな印象を受けます。皆様は、どう感じますか?
正解はありません。ご自身の感覚で、自由にこの曲を楽しんで頂けたらと思います^^
ジムノペディ以外にも、サティは沢山ピアノ曲を書いています。そして、風変わりな題名の作品もいっぱい!
『洋ナシの形の3つの小品』とか、『冷たい作品集から、ゆがんだ歌、逃げ出させる踊り』なんて面白い題名で、どんな曲だろう?!と思わせますね。サティがお好きでしたら、検索して聞いてみてください♪
今日は、フランスの作曲家エリック・サティの「3つのジムノペディ」の作品紹介でした。それでは、また!
【もう少しピアノの曲が聞きたくなったら】
こちらの記事をどうぞ♪
【音楽用語】協奏曲とは?(この記事の下の方に、ピアノ協奏曲の紹介があります。)
参考になればうれしいです^^