こんにちは。ミミです!
今回からは、これもまた人気のオペラ『椿姫』(ラ・トラヴィアータ)の解説をいていこうと思います!!!
19世紀のフランス・パリの社交界で活躍する高級娼婦ヴィオレッタを主人公に、彼女に芽生えた真実の愛と、それをめぐる葛藤の末・・・
という様なお話です。
原作は、フランスの作家、アレクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』という長編小説です。
『ラ・トラヴィアータ』という名は、オペラの題名です。これは“道を踏み外した女”という意味です。
それだけ聞くと、ちょっとショックな感じがするのは私だけでしょうか。『椿姫』の方が聞こえが良いですよね^^;
【このCDは名盤と言われていますよ♪】
オペラ【椿姫】登場人物・あらすじ
では、まず【主な登場人物】です。
ヴィオレッタ:高級娼婦
アルフレード:青年貴族
ジェルモン:アルフレードの父親
アンニーナ:ヴィオレッタの召使
他にも、パーティーなどで人々は少し出てきます。
【あらすじ】
ヴィオレッタの華麗なサロンに、今日も大勢の客人が集まっています。ヴィオレッタに思いを寄せる純情な若い貴族のアルフレードを、最初は相手にしていませんでしたが、次第に心をときめかせるも、打ち消すように自分の享楽的な人生を思い返します。
思い合うようになった二は、持病をもつヴィオレッタを養生するためパリ郊外の別荘で生活します。その生活の為にはヴィオレッタは持ち物を売らなくてはいけません。それに気づいたアルフレードは一時パリへ。
その間に、父親のジェルモンがヴィオレッタの所へやってきます。最初は敵対するも、次第にお互いを理解し合います。一族の為にも、息子と別れて欲しいと頼まれ、それをヴィオレッタは受け入れ、アルフレードに別れの手紙を書きます。
舞台はカーニヴァルのある日。パリに戻るも、病に臥しているヴィオレッタ、心の支えはジェルモンからの手紙だけの日々です。そこへ、アルフレードがやってきました。喜ぶヴィオレッタは、神様に感謝を伝えに教会に行こうとしますが、もはや着替える力も残っていませんでした。愛する人の腕に抱かれ、不思議な穏やかさの中で息絶えました。
【マリア・カラスのヴィオレッタ】
『椿姫』のあらすじ、なんとな~く理解して頂けたでしょうか?!
このオペラには「乾杯の歌」と呼ばれる有名な曲も登場しますし、
悲しいお話ですが、華麗で力強いヴェルディらしい音楽に、飽きることなく見て居られる作品だと思います!
更にオペラを楽しむために、次回はオペラ『椿姫』の詳しい解説をしていきますね。
では、きょうはこの辺で!