こんにちは。ソプラノ歌手のミミです!
今回は、私の今ハマっている歌、
ドリープ作曲の「カディスの娘」をご紹介したいと思います!
ドキドキする様なスペイン風の音楽、華やかな歌の旋律、
1曲聞けば「あぁ!なんだかいい時間だったな~」と深いため息をついて満足できる様な気がしますよ。
まずは聞いてみてください♪
【ドレス姿がゴージャス☆彡アイーダ・ガリフッリーナ】
意味が分からなくても楽しめる様な一曲ではないでしょうか!
作曲は、レオ・ドリープというフランス人の作曲家による歌曲です。
(※歌曲というのは、オペラの中の曲ではなく、独立した1曲もの、というクラシックの歌の作品の事です)
バレエ音楽の『コッペリア』やオペラ『ラクメ』で有名ですが、一般的に知っている方は少ないかもしれませんね。。。
カディスは、スペイン・アンダルシア地方の港湾都市で、コロンブスが出港した港としても知られています。古くから貿易の拠点として栄え、また、ナポレオンの侵攻にも耐え支配の及ばなかった数少ない街のひとつで、歴史的にも重要な土地です。
そんなカディスに生きている、若い女の子を思わせる詩です。
闘牛を見に行ったの、三人の男の事三人の女の子で 芝生の上はいい天気、だからボレロを踊ったの カスタネットを鳴らしてね ねぁ、私って綺麗よね?あなたもそう思うでしょ! カディスの娘はこういうのが大好きなのよ ある夕方、ボレロを踊っていたの そうしたら、飾り立てて帽子には羽根をつけた紳士がやってきて 「君が僕のものになりたいならそう言えばいいだけだよ さぁ、この金は君のものさ」って カディスの娘はそんなこと聞かないのよ 丘の麓でボレロを踊っていたら 近くの道をディエゴが通り過ぎたの 「綺麗な目をした可愛い子、この嫉妬深い恋人に 明日教会につれて行かれたいかい?」 嫉妬!嫉妬!馬鹿げているわ! カディスの娘はそんなこと大嫌いなのよ
1番は、カディスの娘はチャーミングなのよ
2番は、カディスの娘は簡単な女じゃないのよ
3番は、カディスの娘は自由に生きてるんだから嫉妬なんて知らないわよ
という様な内容ですね。
ちなみに、「教会につれて行ってほしいかい」というのは、僕と結婚の誓いをしに教会に行くかい?という事だと思います。
それぞれに違う内容を言っていますから、歌手の表現や表情なども聞き比べるのもいいですね!
【こちらは、アンナ・ネトレプコ様】
スペインを舞台にしているといえば、やはりカルメンですが、
この曲も自由と愛し、魅力的に生きるカルメンを連想させるような歌ですね。
皆様に気に入って頂けると嬉しいです。
それでは、また!