こんにちは。ミミです。
人気のドュエット、パパゲーノとパパゲーナの二重唱を解説します。
パパゲーノが一人ぼっちになって、どうしたらいいか分からない、もう嫌だ、首を吊って死んじゃうよ~!というところで、三人の童子が「待って!待って!」と、慌ててパパゲーナを連れてきてくれます。
ほとんど、「パ、パ、パ」と言ってるだけなのですが、再会の大いなる感動、湧き上がる愛の喜びが、この「パ、パ、パ」の言葉にならない言葉に込められているのだと思いますよ。
『魔笛』は子供向けにも上演される作品ですが、このパパパの曲は、可愛らしくて印象に残りやすいのではないしょうか^^
モーツァルトのオペラ『魔笛』については、こちらをどうぞ。
【Pa-Pa-Pa】
パ、パ、パ、パ、パパゲーナ
パ、パ、パ、パ、パパゲーノ
君のすべては僕のものかい?
私のすべてはあなたのものよ
君は僕の可愛いお嫁さんになるんだね!
あなたは私の心の鳩さんになるのね!
なんと嬉しい事、神様の配慮で、小さな可愛い子供を授かったら!
まずはちっちゃなパパゲーノで
次はちっちゃなパパゲーナ
その次はちっちゃなパパゲーノ
またその次はちっちゃなパパゲーナ
なんて嬉しいことでしょう、たくさんのパパゲーノとパパゲーナが産まれたら!
短い歌ですが、とても有名な一曲だと思います。
元気になれそうな二重唱です。
歌詞が少ないので、趣味でオペラを勉強されている方にも勉強しやすいかもしれません。PAの一音、一音を大切に、喜びの感情をいっぱいにして、演技をして歌うと素敵だと思いますよ♪
それでは、また!