こんにちは。
クラシック音楽で何を聞こうかな~という方に向けてのおすすめの曲
今日は交響曲『シェヘラザード』をご紹介します。
交響曲というのは、wikipediaでは
管弦楽によって演奏される多楽章構成の大規模な楽曲である。シンフォニー、シンフォニア(伊: Sinfonia)とも呼ばれる。
と書かれていますが、、、なんか意味わからないですよね?!笑
オーケストラの曲なんだな、と思って頂ければ大丈夫です♪
では、ロシア人作曲家リムスキー・コルサコフ作曲の『シェヘラザード』についてですが、
アラビアンナイトとして知られている『千夜一夜物語』というアラビアの説話集は、絶世の美女シェエラザードが王に語った物語として書かれています。
そのエピソードから発想を得て作られたのが交響曲『シェエラザード』なのです^^
【私はこのCDを聴いています♪】
【おすすめ曲】交響曲シェヘラザード
この作品は、4楽章に分かれていて、1楽ごとにお話が表現されています。
【第1楽章】海とシンドバッドの船
大波の中を進むシンドバッドの船が感じられるでしょうか。
【第2楽章】カランダール王子の物語
狡猾な王子の話をシェヘラザードが語ります。滑稽なメロディーは王子の楽天的な性格を描写しています。
【第3楽章】若い王子と王女
恋人同士を思わせる弦楽器とクラリネットのメロディーを聞いてみてください♪
【第4楽章】バグダッドの祭り、海、船は難破、終曲
フルートが描く祭りが熱狂していく。海の波は次第に大きくなり、遂には船を飲み込む。波は次第に静まり、物語は終わりを告げる。
海の様子は穏やかなのか荒れているのか、王子と王女の様子など、それぞれの物語の情景が思い描ける音楽だと思うので、耳を澄まし、想像をめぐらして頂ければと思います。
そして、鑑賞のポイントとしてご紹介したいのは、
★ハープで伴奏されたヴァイオリンのメロディー
同じ音楽がたびたび出てくるのですが、それがシェエラザードを表すテーマの音楽となっています。(そのままですが、“シェヘラザードの主題”と呼ばれます)
繊細で、華奢で、美しい、そんな女性の姿がイメージ出来るかと。いかがでしょうか?!
ぜひ、音楽の中に彼女を探してくださいね♪
今日は、リムスキー・コルサコフの交響曲『シェヘラザード』のご紹介でした。
それでは、また♪