こんにちは、ミミです!今回は、モーツァルト作曲のオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』第一幕の続きですよ~
その前をまだお読みでない方は、こちらの記事をどうぞ^^
『コジ・ファン・トゥッテ』 あらすじと登場人物 / 第一幕①

オペラ【コジ・ファン・トゥッテ】第一幕②
(シーン12)
グリエルモ(Gu)とフェッランド(Fe)は、自分の恋人が他の男に言い寄られても微動だにしなかったので笑いが止まりません。一方、ドン・アルフォンソ(DA) は姉妹たちが男たちを拒絶したので面白くない様子です。
今日のうちは(Gu)と(Fe)は,(DA)の指示通りに動く約束をしているので、庭で待っていてくれと言って、姉妹たちを誘惑する次の作戦に動き出します。
(シーン13)
ドン・アルフォンソとデスピーナ(De)が意見交換をしています。(De)はかならずお嬢様たちを落すことが出来ると自信満々です。
(シーン14~)庭先にて ※第一幕フィナーレ
フィオルディリージ(Fi)&ドラベッラ(Do):「わたしの運命が一瞬にして変わってしまうなんて。私の人生は苦悩に満ちているわ」
二人がため息をついているところに、男たちが騒がしくやってきます。「死んでやる!このヒ素の毒が苦悩から解放してくれるんだ!」と叫んで毒をあおります。(もちろん、これもまた演技なわけですが・・・)
(Fi)&(Do)は、男二人が目の前で毒を飲んで倒たので、恐怖に慄きます。(DA)&(De)は医者を呼びに行くと言って出ていき、苦しんでいる姿を心配する姉妹たちは、恐る恐る男たちに近づいて様子を見ています。
と、(DA)が医者を連れて戻ってきました。しかしこの医者はデスピーナの変装です!姉妹は医者の指示に従って男たちを支え、フランスで流行っているという磁石を使った治療で男たちを治療し、息も絶え絶えだった男たちが正気を取り戻しました。
すると今度は、勢いよく、また姉妹たちに猛アプローチを仕掛けるので、(Fi)&(Do)は我慢の限界だと怒ります!
(Fe)&(Gu)「あぁ僕のヴィーナス、キスしてください」
(FI)&(Do)「なんて下品な!悪魔の所へお行きなさい!私たちは恋人に誠実なのよ!心を汚さないで!」
医者に扮した(De)「治療のため、キスしてあげなさい」
(DA)(De)(Fe)(Gu)「これぞ喜劇、この世で二度と見られないだろう!あの怒りと興奮が、とりわけ笑わせてくれる」
(第二幕につづく)